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菅平高原実験センター オープンデーを開催

2009年10月4日

 菅平高原実験センターは多くの方々のご支援で、日本随一の山地フィールド科学教育研究センターへと発展を遂げ、今年の10月12日をもって創設75周年を迎えます。それを記念しまして10月4日(日)、一般の方々を対象とした本センターのオープンデーを開催しました。

 当日は午前と午後に分けて2回の講演「菅平高原実験センターの紹介(町田龍一郎准教授)」「生き物の豊かさとは?−温暖化だけじゃない環境問題−(田中健太助教)」を行ったり、実験施設およびセンターで行われているさまざまな研究を紹介したり、休日閉園の樹木園をオープンするなどたくさんのイベントを実施しました。また、本センターは植生遷移を保存した貴重な環境、美しい滝のある大明神沢を有していますが、保全のためにこれまでこれらは非公開でした。しかし今回のオープンデーでは、初めてこれらの林や渓谷を一般公開し、ガイドつきでご案内しました。

 この日は秋雨の合間の晴天にも恵まれ、長野県を中心として関東近県の方々も含め123名のご来訪をいただきました。「このような素晴らしい施設や環境が近隣にあったなんて知らなかった」、「自然を観るのがさらに楽しくなった」、「とても気持いい休日であった」、「興味深い研究に触れることができた」といったたくさんの感想をいただき、「このような機会を今後も設けてほしい」との要望もよせられました。

 菅平高原実験センターは創設75周年の機に臨み、フィールド科学教育研究施設としてさらなる発展を期していきます。そして社会貢献の観点からもさらに開かれたセンターを目指し、地域の皆さんに喜んでいただけるような様々なイベントを今後も企画していきたいと思います。


講演
−講演−
立ち見が出るほどの盛況ぶり!

実験室
−実験室−
いろいろな器具や薬品が置いてあります。

展示
−展示コーナー−
研究紹介や昆虫標本、
いろいろな樹木などを展示。

樹木園
−樹木園−
本センターの助教が一緒に歩き、
樹木や菌類について解説。

草原
−草原−
広い草原の植物を観察。

大明神の滝
−渓谷林−
敷地奥に広がる自然豊かな森林。
大明神の滝までトレッキングしました。


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