筑波大学菅平高原実験センター ホームに戻る
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 > センターの概要

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 > 樹木園
 > 教育・研究活動
 > 設備等

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 > センターの気象環境

<樹木園>

 本センターは一般に公開している樹木園を備えています。
 1955年より敷地の西側に樹木の見本園(4.5ha、現在の樹木園)をつくる目的で、区域全体を150のブロックと花木園、混交林に分け、各ブロックに同一樹種を植え込み、育成を開始しました。その後、樹木園として、菅平の極相林であるブナ林の復元を目指して、森林環境の早期実現のため、比較的成長の早いシラカンバ、ヤマハンノキ、アカマツ、カラマツ等を全域に植え込み、林床等の環境が整った1977年から、以前より苗畑で育ててきたブナの幼木の植栽を始めました。順調に成長している現在では、できるだけ人為を加えずに、ブナの生育を観察しています。現在では、場所によってすでにブナ林の様相を見せはじめています。


樹木園内 ブナの黄葉
 

<教育・研究活動>

 本センターでは、生物科学・地球科学およびこれらに関連した分野の講義・野外実習・野外実験等生物学類を中心とした卒業論文の作成指導、生物科学、地球科学などの修士および博士課程の研究指導を行っています。さらに国内には山地を対象とした野外実習施設が少ないこともあり、本学以外の大学の実習にも多く利用されています。社会教育の一環として、本センター内の樹木園を一般に公開しており、毎年夏を中心に多くの見学者が来園します。また、高校生を対象とした公開講座も開講しています。

 また本センターでは、所属する教員、大学院生を中心に、動物学では昆虫比較発生・形態学を主とする系統分類学的研究、植物学では群落生態学、生理生態学などの生態学的研究、また微生物学では菌類の分類学および生態学的研究が行われています。さらに、本センターは筑波大学のみならず国内外の大学、研究機関の研究者にも開放されており、立地条件を活かした生物学(分類学、生態学)、地球科学(気象学、人文地理学、水文学)や農学関係の研究に広く活用されています。


公開講座
 

<設備等>

研究用

研究用万能顕微鏡、二酸化炭素分析計、研究用生物顕微鏡、研究用実体顕微鏡、遺伝子解析装置、走査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡、クリーンベンチ、多目的培養装置、総合気象観測装置、酸性雨観測装置、大気中二酸化炭素観測装置など

実習用

風向風速計、アスマン通風乾湿計、自記湿度計、実習用顕微鏡、実習用双眼実体顕微鏡、双眼鏡、野鳥観察用フィールドスコープなど

図書

洋書2,500冊、和書1,700冊、雑誌30種、動物形態学関係の文献約5,000冊、寄贈文献6,500冊など

調査作業用四輪駆動車、トラクター、芝刈り機、ナイフハンマーモアなど



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