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高校生対象公開講座が行われる

2008年8月4日〜7日

 本センターでは毎年夏に、高校生対象の公開講座を開講しています。今年度も8月4日〜8月7日(3泊4日)の日程で開講され、全国から集まった31名の高校生達が、涼しい夏の菅平で熱心に自然について学びました。引き続いて、栃木県立宇都宮高校、鹿沼東高校のSPPも開講されました。

 本講座は「高原の自然観察−生物どうしのかかわりあい−」をテーマとし、本センターの敷地内にある草原・森林・樹木園をフィールドとしてさまざまな実習が行われました。森林と草原で土壌を採集してそれぞれに住む土壌動物や微生物を観察したり、草原にはどんな植物がどれくらいあるかを調べたり、樹木園でいろいろなキノコを採集したりと、高校生らは野外と実験室を行き来してたくさんの課題に取り組みました。また走査型電子顕微鏡で微小な動物を観察するなど、高校ではなかなかできない体験もすることができました。

 最初はみんな緊張している面持ちでしたがすぐにうちとけあい、グループ内で協力して実習に取り組んでいました。高校生達は初めて出会う生き物に夢中な様子で、疑問に感じたことを講師や大学院生にさかんに質問していました。毎年、本講座の経験者の数名は、生物学類、生物資源学類などに入学しています。

SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)へのリンク
http://spp.jst.go.jp/index.html


草原にて
野外と実験室を行き来して、どんな植物や昆虫が生活しているのか調べたり、
微生物や土壌動物を顕微鏡で観察したりと盛りだくさんの期間でした。

集合写真
敷地内の滝の近くで記念撮影。

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