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−第一回菅平高原実験センター研究集会が開催される−

2006年12月

 2006年12月14、15日に、当センターでの生態系研究を本格的に指導していくための研究会「第一回菅平高原実験センター研究集会」を開催しました。

 当センターには恵まれたフィールドと長期に及ぶ観測データがあり、これらを有効に活用することで、生態系に関する様々な問題の解明が期待できます。さらに、筑波大学では、菅平センターを中心とした生態系研究を強化していこうという動きもあり、菅平センターでの生態系研究は大いに期待されています。実際に、今年度から新たな研究者も加わり、当センターでの生態系研究は活発化しつつあります。今回の研究会は、このような状況を踏まえ、菅平での生態系および遷移に関する研究をどのように展開させていくべきかについて議論することを目的として行われました。

 第一回目となる今回は、当センターで行われている研究成果および今後の展開に関する話題提供を中心として、情報交換が行われました。今回の研究会には、筑波大学内外の研究機関((独)国立環境研究所、(独)農業環境技術研究所、岐阜大学流域環境研究センター、茨城大学、玉川大学、および筑波大学)と学生の参加があり、約30名が集まる研究会となりました。その中には、前センター長の林一六氏による遷移に関する発表もあり、興味深い話題が提供されました。

 二日間におよぶ研究会では、13件の話題提供およびその後の総合討論を通じて、今後の菅平における生態系研究をどのように展開すべきかについて、現状の課題等も挙げつつ活発な議論が展開されました。このような菅平を中心とした生態系研究に関する研究会は、今後も展開していく予定であり、当センター内外の研究者および学生間の研究交流を図るとともに、当センターの生態系研究の拠点化を目指していきたいと考えています。

研究集会1
さまざまな話題提供がありました
(左:筑波大学名誉教授 林一六氏)
研究集会2
集会の最後には討論会が行われました
(中央左:鞠子茂助教授)

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