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「第三回 菅平湿原シンポジウム」を開催しました

2017年11月10日


  11月6日(月)、菅平高原国際リゾートセンターにて「第三回菅平湿原シンポジウム」が、地元の観光業・農業・自然教育関係者など30名の 参加があり、盛況に行われました。まず、菅平実験所の田中准教授と菅平水土里会の下条会長からこれまでの経緯、現在の湿原の状況、周囲への水害の状況など について報告がありました。次に講師の総合地球環境学研究所・奥田准教授が、住民・関係者の協治によって流域全体を良いものにして、豊かな人と 自然の共生社会を未来まで続けて行くための「流域ガバナンス」の考え方を解説しました。そして、琵琶湖に流れ込む野洲川での実践例を紹介して くださいました(栄養環境プロジェクトページ)。会場からは、流域ガバナンスの基本的姿勢や、現場でのコミュニケーションの工夫について質問があり、講師からは何よりも楽しさ が大切、そして問題を所管する行政との関係が必要だという指摘がありました。今後、菅平湿原をより良くしていくために、多くの示唆がありました。



講演を行う奥田准教授




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