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秋の自然観察会「紅葉の林を歩いて大明神滝へ」を開催しました

2018年10月20日


  10月20日(土)、秋の自然観察会「紅葉の林を歩いて大明神滝へ」が開催されました。

  一般参加者29名、ナチュラリスト(当実験所ボランティアスタッフ)16名と技術職員3名が参加し、3班に分かれて滝までの観察道を歩きました。あいにくの曇り空、終わりの頃には小雨がぱらつき始めましたが、予定通りスムーズに全部のコースを回ることができました。

  参加者は、赤や黒い果実をつけたズミ・チョウセンゴミシ・ヤマブドウ・クロウメモドキ、葉が色づき始めたウルシ類・ハウチワカエデに歓声を上げ、初めて見るツキヌキソウ・カラフトイバラに関心を示し、草原や遷移の話、四阿山と根子岳のたるみを 源とする大明神滝の話に熱心に耳を傾け、ガイドをする側も熱が入りました。たくさんの知識が得られて有意義だったとの感想も聞かれ、まずまずの楽しい観察会でした。

<お願い>
  大明神の滝とその周辺では自然が良好に保たれており、 そこで様々な研究・調査が継続されています。貴重な自然と継続調査地を将来にわたって保全する必要があります。 また、周囲に危険箇所があるために状況に応じた注意を要します。そのため大明神の滝は、当実験所が開催する公開日などを除いて 原則非公開となっています。なにとぞご了承ください。(文/ナチュラリスト  岩佐富美子)


ガイドの話を聞きながら、紅葉の林を進む


大明神の滝を目指して


地形についての解説


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