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菅平の変形菌類調査(ATBI調査の一環)行われる

2017年11月26-28日


  11月26日〜28日、福井総合植物園園長の松本淳博士が変形菌類(真正粘菌類)の調査に実験所にお見えになりました。
  この調査は、「山岳域の全生物群生物多様性観測ATBI(All Taxa Biodiversity Inventory)プロジェクト」 のうちの菌類相・原生生物相解明の一環として実験所構内および菅平高原に産する変形菌類の多様性を本実験所菌学研究室と 共同で明らかにしようというものです。高標高地では、早春の融雪期に固有な“好雪生粘菌”という一群の変形菌が発生することが知られ菅平高原にも 多産しますが、積雪直前の晩秋に発生する特有な一群も存在し、今回、新たに幾つもの種が確認されました。
  また松本先生には、実験所所蔵の変形菌類標本の同定、卒業研究に取り組む学生の指導協力にもご尽力頂きました。



調査風景


今回、実験所内で初めて発見された変形菌、オオフウセンホコリBadhamia macrocarpa




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