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斜面土砂移動地における地中生節足動物相の解明

長澤 亮

  生物群集や生物多様性を維持・形成する原動力として、自然撹乱の役割がこれまでも注目されてきました。 しかし、撹乱の一種である土砂移動と動物の関係はあまり調べられてきませんでした。 私はこの点に着目し、中部山岳地域の4つの山域の土砂移動地の地中に多数のトラップをしかけて動物群集を調べしました。
  その結果、斜面土砂移動地には多数の新種を含む、未知の豊かな節足動物相が存在することが明らかになりました。 また、個々の分類群の生息地特性についても多くの知見が得られました。この研究は、生物多様性を考慮した土砂移動管理を行っていく上でも多くの示唆を与えます。

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