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 シラベとカラマツの林 

 菅平にはかつてブナの林が広がっていたと考えられていますが、現在はカラマツの人工林が目立ちます。カラマツは富士山や浅間山などの天然林が有名で、本来は火山の噴火による荒廃地や、冷涼な地域における山火事跡地などに侵入して森林を形成する樹木です。カラマツは陽樹(日陰に弱い木)であるため、現在カラマツ林である場所も高冷地ではシラベやコメツガなどの林へ、その他の場所ではブナ林などその土地本来の景観へと長い年月をかけて移り変わっていくと思われます。樹木園のシラベとカラマツの林では、そのような移行過程(遷移)の途中の段階を感じることができます。

シラベの球果
シラベの球果(きゅうか)
2005-10-7

ホウチャクソウ
ホウチャクソウ
林床に自生しています
2006-5-29



<樹木園解説>

  広場 オニヒョウタンボク
ブナの林 カタクリ
亜高山帯の植物 クロビイタヤ
針葉樹の林 クロミサンザシ
−シラベとカラマツの林− シラタマノキ
カラマツの林 ハナヒョウタンボク
いろいろな動物 ミズバショウ
いろいろなキノコ ヤマハマナス(カラフトイバラ)
2006年に発芽したブナ レンゲツツジ


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