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「高原の植物観察〜植物と多様性を考えよう〜」を開催しました

2018年5月19日


  5月18日の国際植物の日にちなんだイベント、「高原の植物観察〜植物と多様性を考えよう〜」が5月19日土曜日に当実験所において開催されました。 当日は一般の方20名と12名のナチュラリスト(ボランティアスタッフ)が参加し、自然に関する知識を深めました。
  午前中は当実験所の教員による講演会が行われ、津田吉晃准教授からは「絶滅危惧種が辿っている歴史と種の保存法」、出川洋介准教授からは 「植物を支える菌類のはたらき」という話がされました。生物多様性の重要性や消えゆく種に関する話、また、様々な生き方をする菌類についての解説があり、 参加者はメモをとったり質問したりするなど熱心に耳をかたむけていました。
  午後は、出川准教授とナチュラリストの案内で樹木園を散策しました。初めて出会う樹木の前で立ち止まったり、倒木に付く地衣類や粘菌に歓声をあげたり、 珍しい松ぼっくりを発見したりなど、参加者たちは皆楽しんでいる様子でした。

  国際植物の日(Fascination of Plants Day)「5月18 日」は国際的な事業として欧州植物科学機構(European PlantScience Organisation; EPSO)のもと、 2012 年に始まりました。この活動をとおして、世界中の人たちと一緒に植物の大切さを見直し、様々な分野における植物科学の重要性をあらためて考えていくことを 目的としています。



 


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