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イネ科講習会を開催しました

2017年11月25-26日

  11月25日〜26日、菅平ナチュラリストの会（本実験所の公式ボランティアグループ）の主催で、桜美林大学自然科学系 リベラルアーツ学群教授の木場英久先生（本校生物学類・生物科学研究科（当時）卒業）をお招きして2日間に渡りイネ科勉強会が開催されました。
  参加者は計30名近くとなり、菅平ナチュラリストの会のメンバー、実験所のスタッフや学生のほか、長野県植物研究会の有志の方々や、 遠くは神戸大学からも参加があり盛況でした。
  初日は木場先生が用意して下さったイネ科植物サンプルの観察を挟みつつ、時には冗談も交えながら、イネ科植物の花の作りや、 分類のポイントを楽しく学び、二日目には標本同定会が行われました。
  菅平ナチュラリストの会では、この講習会に向けて、実験所構内や小諸市鴇久保のビオトープのイネ科植物を採集し標本を作って 事前準備をしていました。その中には希少種が含まれていたことも判明し、1年がかりで取り組んできた活動が大きな実を結んだ講座となりました。

イネ科標本同定会の様子