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英国ハル大学のAlexander BLANKEさんが外国人招聘研究者として来菅、SPring-8で昆虫形態の解析を行いました

2016年7月4日




  一昨年度、JSPS外国人特別研究員としてセンターに滞在、研究していたAlexander BLANKEさん (現 英国ハル大学特任准教授)が、JSPS外国人招聘研究者(短期)として6月27−8月1日の日程で再来菅しました。 今回のプロジェクトのテーマは、「昆虫類基部分岐における幕状骨と口器の進化−昆虫類の繁栄への新たな洞察−」と題する壮大なもの、 北海道大学農学部吉澤和徳准教授、愛媛大学理学部福井眞生子助教、また、農業生物資源研究所、基礎生物学研究所、 横須賀自然・人文博物館の研究者もこのプロジェクトに参加してもらっています。
  プロジェクトの一環として、6月28日〜7月2日、理化学研究所/高輝度光化学センター SPring-8 のシンクロトロン (ビームラインBL47XU)で200余の昆虫試料の解析を行ないました。ブランケ先生、本センターの町田教授、藤田さん、武藤さん、 北大からは吉澤先生のほか院生一名、愛媛大からも本研究室卒業の福井先生ほか学生一名、 また、現在福島大学のJSPS特別研究員である同じく本研究室卒の真下雄太さんを含めた全9名のチームです。 昼夜ぶっ続けの数日間のタフな作業でしたが、それで得られた10テラにも及ぶ膨大な形態データは、解析により驚くべき知見を もたらすことでしょう。ご期待ください。


ビームラインBL47XUのブース


スキャン準備中のブランケさん


スキャン調整中の武藤さん


画像処理中の福井さんと藤田さん


シンクロトロン探検中の福井さんと真下さん




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