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新種の昆虫発見!!

2015年12月3日




  2014年、小粥隆弘君(博士課程)らが筑波大学菅平高原実験センター内やその周辺地域を対象とした、 地中にトラップ(罠)を仕掛ける方法で昆虫相の調査を行いました。採集された昆虫の中のコウチュウ目オサムシ科の一種が、形態的に 既知種とは異なったことから、新種ホソヒラタオオズナガゴミムシ(Pterostichus nagasawai N. Ito et Ogai)として記載発表しました。 また、同じく地中生種であるニッコウオオズナガゴミムシ(P. macrogenys)が、本種と同じ場所から採集されました。今まで オオズナガゴミムシ類は限られたエリアで棲み分けしていると考えられており、同所的に棲んでいるという本報告はこれまでの常識を 覆すものとなりました。
  画像はリンク先の論文より引用いたしました。画像の使用の許可をしてくださった日本昆虫分類学会に感謝申し上げます。

論文の概要はこちら



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