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2012年度高校生対象公開講座を開催

2012年8月6-9日

 筑波大学の菅平高原実験センターで,毎年恒例の「高校生対象公開講座」を,8月6日〜9日の3泊4日の日程で開催しました。全国から22名の生物好き の高校生が集まり,涼しい夏の菅平で熱心に自然について学びました。
 この講座のテーマは,「高原の自然観察−生物どうしのかかわりあい−」で,敷地内にある草原・森林・樹木園をフィールドとしてさまざまな実習を行いました。 森林と草原で土壌を採集してそれぞれに住む土壌動物や微生物を観察したり,草原にはどのくらいの種類の植物があるかを調べたり,森林でいろいろなキノコを 採集したりと,高校生らは野外と実験室を行き来してたくさんの課題に取り組みました。また,走査型電子顕微鏡で微小な動物を観察するなど,高校ではなかな かできない体験もすることができました。
 最初は,皆,緊張している面持ちでしたが,すぐに打ちとけあい,グループ内で協力して,積極的に実習に取り組んでいました。高校生達は,初めて出会う生き 物に夢中な様子で,疑問に感じたことを講師や大学院生に盛んに質問していました。 受講後の高校生からは,「植生の遷移を実感できて、自分の自然観がガラッ と変わった!」、「今まであまり知らなかったキノコやカビが大好きになった」、「苦手だったムシを触れるまでになった」、また「筑波大学に入学したいという 気持ちがさらに強くなった」などの、うれしい感想がたくさん寄せられました。


菅平高原実験センター構内にある大明神滝での記念撮影




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