筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
教育関係共同利用
ナチュラルヒストリーに根ざした森と草原の生物多様性教育拠点
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菌類多様性野外実習(院生対象)
推定総種数150万種にも及ぶ菌界(真菌類:ツボカビ門、接合菌門、子嚢菌門、担子菌門)は動物界と単系統群をなすオピストコンタの一員である。現在では 系統的には異質であると判明した粘菌類、卵菌類も含め、従来“菌類(広義)”とみなされてきた生物群を、野外より採集、培養、分離して、観察するための技 術を習得し、その多様性について深く理解することを目指す。

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節足動物学野外実習(院生対象)
節足動物はわれわれに最も身近であり、動物既知種の3/4を含む、この地球上で最も繁栄している動物門である。本実習は、この節足動物を対象とし、講義な らびに実際の野外観察・採集・標本作成を行うことにより、節足動物の分類・系統・形態に関する基礎的知識を得、系統分類学の実際を学ぶ。

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海山生物学実習(院生対象)
生命は海で生まれ、陸上に進出し、今日では多様な生物が海・陸にて、それぞれの生態 系を成り立た せている。本実習では、下田臨海実験センター(海)と菅平高原実験センター(山)にて、海洋生態系と陸上生態系の違いだけでなく海と山での動植物の調査法 の違いを学ぶことができます。

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山岳高原生態学実習(院生対象)
氷期・間氷期から日本に広がっていた半自然草原が、自然撹乱の抑制と人為撹乱(草原利用)の放棄によって、いま全国規模で急速に減っている。しかし菅平高 原の草原には、古来から親しまれてきた秋の七草を含む希少種・絶滅危惧種が残されている。この草原で野外調査を行い、太古から繰り広げられてきた植物−訪 花昆虫、人間−草原の相互作用を分析する。

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モデル生物生態学実習(院生対象)
現代生物学を支える「モデル生物」について、生態学的な視点から理解を深めます。 まずは野外に出かけて、ショウジョウバエやシロイヌナズ ナ、酵母、ダニなどの野生近縁種を見出してみましょう。実験室で親しんできたモデル生物であっても、自然界には多様な近縁種が存在し、他の生物と係わりな がら生息していることを学びます。


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山岳森林生態学公開実習(院生対象)
森林の様相や構成種は立地や遷移段階によって全く異なる。この実習ではまず、異なる 遷移段階にある、アカマツ・ミズナラ・ブナ林に住む多様な樹木を同定できるようにする。毎木調査やロープ木登り調査を行い、森の成り立ちや移り変わりを分 析する。そして全国規模で進む森の歴史的変化に迫る。


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高原原生生物学実習(院生対象)
原生生物とは動物、菌類、陸上植物以外の真核生物の総称であり、系統的にも生態的にも 極めて多様な生物群です。その系統的多様性から予想されるように、その生物学的特徴は極めて多様であると同時にいまだ未知の現象、応用性に満ちた生物群で す。この実習ではフィールドでサンプルを採集し、さまざまな原生生物を観察することで、その多様性に触れることができます。


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動物学野外実習(院生対象)
菅平高原実験センターをフィールドとして野外活動を行ない、アニマルトラッキング、バードウォッチングや雪上昆虫・越冬節足動物の観察などを通して、典型 的な中部山岳地帯の積雪期における動物を中心とした生物の生き様に触れ、生物に対する実物に即した認識を深める。


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